TFCC損傷 手術までの記録〜その㉒〜 手術は2種類あるどちらかを実施?

TFCC損傷について

この記事を作成したきっかけ

今回私が手術することになったTFCC損傷という怪我について

ネットではたくさんの情報があり、いろんな方のブログを見て

検索魔になってしまいました。

考えすぎてしまい、またどうしていいのかわからず。

仕事に子育てに怪我に、精神的にも肉体的にも疲れてしまいました。

いろんな治療や手術を検討して行うまでの過程を記録しています。

同じように悩んでいる方や、手術すると決めた方が少しでも

不安の要素を取り除いてあげられたらと思っています。

手術までいかなくても、痛みの軽減や早めの受診で治ることもあります。

TFCC損傷という怪我は誰にでも可能性のある怪我なので知っていても損はないと思います。

 

 

縫合術と尺骨短縮術の違い

TFCC損傷の縫合術とは?

TFCC損傷の縫合術は、手関節の小指側にある三角線維軟骨複合体(TFCC)が
断裂や剥離した際に、その組織を修復・再固定するための手術です。
主な手術方法
🖐️関節鏡下縫合術(鏡視下縫合)
小さな内視鏡(関節鏡)を手首に挿入し、
損傷したTFCCを直接観察しながら縫合します。
骨にトンネルを作り、TFCCにかけた糸を通して骨の表面で縫合し、
断裂したTFCCを元の位置(尺骨小窩)に引き寄せて固定します。
🖐️直視下縫合術
皮膚を切開して損傷部を直接展開し、縫合する方法です。
どちらの方法を選択するかは、受傷からの期間や
関節の不安定性の程度などを考慮して決定されます。

TFCC 尺骨短縮術とは?

TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷に対する尺骨短縮術は、
手関節の尺側(小指側)の痛みや不安定感の原因となる
「尺骨突き上げ(ulnar positive variance)」がある場合に行われる手術です。
•目的
尺骨が橈骨より相対的に長い場合(plus variance)、
手関節のTFCCに過剰な圧力がかかり損傷や痛みの原因となります。
尺骨短縮術は、尺骨の一部を切除して骨を短くし、TFCCへの負担を
軽減することで症状を改善します。
•適応
保存療法(安静、固定、リハビリ等)で改善しないTFCC損傷で、
尺骨が橈骨より長い場合(plus variance)や、画像検査で
TFCC損傷が確認される場合に適応となります。
手術方法
🖐️骨幹部短縮術
尺骨の骨幹部(中央部分)で骨を6~8cm程度切開し、
骨を一部切除して短縮し、金属プレートとボルトで固定します。
骨が癒合するまで約5~6か月かかり、その後プレートを抜去する再手術が必要です。
🖐️骨端部短縮術
手首に近い骨端部で三角形に骨を切除し、1本のボルトで固定します。
皮切が3cm程度と小さく、骨癒合も2~3か月と早いのが特徴で、
再手術の必要がない場合が多いです。
🖐️固定方法
骨切り部位をプレートやボルトで固定し、骨がしっかり癒合するまで固定します。

私が行う手術はどれ??

どちらにしても、まずはやってみなとわからないということで、

全身麻酔から目覚めてどうなっているかということでした。

 

それから術後はギプスを固定し、3週間ほどは固定の状態になり、

ギプスが外れたら今度はまた固定のサポーターをして

リハビリが始まると流れを説明してもらいました。

入院の同意書や手術の説明書等の書類の説明を看護師さんがしてくれました。

入院の説明がまあまあ長く、院内のルールとか持ち込みとか・・・。

その後に全身麻酔をするので麻酔外来の診察を今週中に受診するようにと言われ、

急遽翌日に仕事の休みを取って受診しました。

 

術前の麻酔外来

麻酔外来では全身麻酔の説明やリスクのこと、診察を行いその後に

手術当日に担当する看護師さんや入院中の栄養士さん、薬剤師さんと話しました。

ちょうどその週に数年ぶりの喘息を発症してしまい、軽い喘息でしたが

すぐ吸引をして追加の吸引も内科でもらっていたのですが・・・・・。

全身麻酔をする際に喘息を発症しているとリスクが高くなると言われ、

本当ならば手術は延期したいと麻酔科の医師に言われました・・・。

もし延期になったら仕事の休みを調整するのが難しいこともあり、手の手術なので

もしかすると部分麻酔で行うこともあるかもと言われました。それって・・・

意識のある状態??と一気に不安になりました。

もし骨を切る「尺骨短縮術」の場合、骨を切るのも麻酔しているけど

意識ある状態で❓‼️と一気に怖くなり、恐怖感が出てきました。

 

続く

 

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